PETRA COLLINS

1992年カナダ・トロント生まれのペトラ・コリンズは、フォトグラファー、キュレーター、モデルとジャンルの垣根を超えて活躍し、新時代のフェミニズムやガーリーカルチャーを牽引する存在として支持されている。

フォトグラファーとして『VOGUE』『i-D』の表紙や広告の撮影を手がける一方で、Gucciのグローバルキャンペーンのアンバサダーとして抜擢され、広告のムービー撮影を担当しながらも自身もモデルとして出演したことで世界に名が知れ渡ることになった。ライアン・マッギンレーのミューズとしても知られ、セレーナ・ゴメスのミュージックビデオを手がけたことでさらに飛躍し、ミュージックビデオや短編映画を数多く監督している。

15歳から撮影を続けている彼女の作品はガーリーで夢のような雰囲気が特徴で、主に若い女性を被写体としその象徴イメージを代弁することで現代の女性らしさの描写に取り組んでおり、Business of Fashionの"500 People Shaping the Global Fashion Industry"、Forbesの"30 Under 30"、Vogueの"40 Creatives to Watch"などに選出されている。